こんにちは。編集のYです！
獣医師の仕事は、「動物のお医者さん」というイメージがあるかと思いますが、実はその活動分野は広範囲にわたります。
具体的にどんな仕事なのでしょうか？また、獣医師になるにはどうしたらいいのでしょうか？
今回は獣医師について、解説します！！
獣医師ってどんな仕事？
ひとくちに「獣医師」の仕事といっても、様々な仕事に細分化されています。
小動物臨床獣医師：
犬・猫などのペットや伴侶動物と呼ばれる小動物を対象に診察行為を行う獣医師です。
一般診療を行う動物病院では、治療だけでなく動物の健康診断やしつけ、栄養相談など動物の飼育を取り巻くさまざまな問題にも取り組んでいます。
狂犬病予防対策をはじめ、人と動物の共通感染症（人獣共通感染症）の予防対策も小動物臨床獣医師の重要な役割です。
産業動物臨床獣医師：
農業共済組合や農業協同組合などに勤務、もしくは農村地域などで開業して、周辺の畜産農家に往診する獣医師です。
乳牛や肉牛、馬、豚、鶏など家畜の診療と病気の予防や飼養衛生管理の指導などを受け持ちます。
家畜の伝染病防疫や、家畜の改良増殖の仕事もその活動範囲となり、業務内容は多岐にわたります。
公務員：
厚生労働省や農林水産省では、獣医系技術職員（獣医系技官）の採用があります。
本省や検疫所、動物検疫所などに勤務して、公衆衛生や感染症対策などの分野において、種々の施策を講じます。
また、各都道府県や市区町村が行う試験を受け、地方公務員として勤務する獣医師もいます。
公衆衛生獣医師や家畜衛生獣医師として、食肉衛生検査所や衛生研究所、家畜保健衛生所、畜産・林業・水産試験場、公営の動物園や水族館、動物愛護施設など、さまざまな施設で勤務します。
その他：
医師と協力して実験動物を管理する獣医師や発展途上国での家畜衛生や公衆衛生の向上指導などを行う獣医師、大学や研究所などで研究者として獣医学に関する研究や獣医学生の教育を行っている獣医師、企業に就職して研究・開発などを行う獣医師などがいます。
獣医師になるには？
①獣医系大学で6年間学び卒業する
②獣医師国家試験に合格する
獣医師になるには、上記の方法しかありません。
大学で学ぶ「獣医学」とは？
大学で学ぶ「獣医学」とは、どんな学問なのでしょうか？
カリキュラム構成は、基礎獣医学・臨床獣医学・応用獣医学の3分野に分かれます。
専門科目は、基礎獣医学系・臨床基礎系・予防衛生系・臨床系の4分野に分けることができます。
こんな人にオススメ！
獣医師の仕事は、動物の診療だけでなく幅広い分野で活躍する仕事です。
動物好きであることは必須条件ですが、動物の生態や行動を理解する観察力と学び続ける姿勢が必要です。
獣医師以外で動物・ペット系のその他の仕事
獣医師とは別に、動物やペットに関わる仕事は、下記の通りたくさんあります。
動物看護士
動物調教師
動物園の飼育係
水族館の飼育係
ドルフィントレーナー
トリマー
ハンドラー
ブリーダー
ペットシッター
ペットショップスタッフ
ペットケアアドバイザー
動物介在療法スタッフ
アニマルセラピスト
ハイドロセラピスト
ドッグセラピスト
ドッグトレーナー
盲導犬訓練士
ドッグライフアドバイザー
ドッグフォトグラファー
ドッグスタイリスト
ドッグヘアスタイリスト
ドッグ服デザイナー
ドッグフードコーディネーター
乗馬インストラクター
競馬調教師
厩務員
装蹄師
誘導馬騎手
猿の調教師
ハブ捕り職人
野生動物調査員
動物プロダクション職員
など